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> 「ジャージの二人」舞台挨拶 08/07/14
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"2000年代"リスト
「ジャージの二人」舞台挨拶 08/07/14
2008.07.25
「ジャージの二人」舞台挨拶レポート 08/07/14
日程:
08年07月14日(月)19:00〜
場所:
都久志会館
ゲスト-----
堺雅人&鮎川誠(シーナ&ロケッツ)
<配給>ザナドゥー
<前売り鑑賞券>1,400円 ジャージな手ぬぐい付
<上映時期>8/9公開 ( KBCシネマ )
※(
■色の文字
)------観客の反応! ※敬称略
司会-----
映画「ジャージの二人」。主演の堺雅人さんと、その父親役を演じられました鮎川誠さんです。盛大な拍手でお迎えください。
(歓声&拍手)
それでは、堺さんから一言、ご来場のみなさまにご挨拶いただけますでしょか。
堺雅人氏(以下、堺)-----
皆様こんばんは。堺雅人です。
(歓声&拍手)
大阪、名古屋と、あちこち回ってようやく九州にたどり着きました。出身が宮崎なので、九州の空港に着いて九州訛りを聞いて本当に涙が出るほど懐かしい思いがしたのと、みんなで作った作品を観ていただけるということで、幸せを感じています。今日はどうぞ宜しくお願いします。
(拍手)
鮎川誠氏(以下、鮎川)-----
どうも、こんにちは。シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠です。
(歓声&拍手)
去年、ロケッツでレコーディングをやろうかというときに、この映画の話を中村監督からいただいて。1回は、光栄ながらご辞退させてもらったんですけれど。
(笑)
・・・・・・・・・・。
良かったぁ〜〜〜! して!
(爆笑&拍手)
こうやって皆さんとも会えるし、映画も観てもらえるし。今日は先行上映会やけど、本当は8月のギンギンの暑い夏にあります。
軽井沢! そして、堺君と僕のボーとした
(笑)
夏の物語。
最後にはちょっと元気が出てくれれば嬉しいです。今日は最後まで映画を楽しんでいってください。どうもありがとうございました! どうも、ありがとう!
(拍手)
司会-----
昨日の「篤姫」をご覧になった方、いらっしゃいますでしょうか。
(拍手)
昨日、画面でお亡くなりになられた
(笑)
「家定」が、こちらにいらっしゃるんですけれども。
(笑)
泣いちゃったという方、どのくらいいらっしゃるでしょうか。
(大拍手)
堺-----
NHKの方が聞いたら、泣いて喜ぶと思います
(笑)
。ありがとうございます。
司会-----
まさに昨日画面で盛り上がった堺さんがこちらにいらっしゃるので、みなさんびっくりされてると思うんですけど。
(笑)
堺-----
ビックリはされてないでしょう
(爆笑)
。
司会-----
映画に出演されたお二方は九州出身ということですけども。堺さんは宮崎県のご出身、鮎川さんは福岡県のご出身ということで、九州者どうし、最初に初顔合わせをされたときの印象はいかがでしたか?
堺-----
東京の一室で、リハーサル兼読み合わせの時だったんですけど、お会いしてすぐ「僕、宮崎の出身です」というようなことを申し上げたら「あぁ〜、九州ねぇ」って話になって。
(笑)
そこからお互い言葉にならない連帯感が生まれましたね。九州出身でよかったって、これほど痛感した作品はなかったですね。
(笑)
司会-----
鮎川さんは、いかがでしたか。
鮎川-----
あのぉ・・。(堺さんは)僕の息子やけんね。
(笑)
初めて会いましたけれども、そうやって「宮崎です」ち言うてくれたとき、ちょうど1週間前に宮崎でシーナ&ザ・ロケッツのライブをやったばかりやったから「今、行ってきたばっかりよ」ちいう話で最初から盛り上がりまして。それから何回か会ううちに、なんち言うか、いい男やなぁって。
(笑)
映画の中だけじゃなくて、撮影中ずっと親子みたいに・・。親子ち言うか、勝手に俺が思いよるだけやけども。
(笑)
いい息子でね。本当に一緒にやれて最高でした。
司会-----
(ご来場の方は)お二人がジャージ姿で写っている印象的なチラシを入り口で受け取られたと思いますけれども。(お二人に)それぞれジャージの印象はいかがでしたか?
堺-----
今日も、何人かジャージで来た方がいらっしゃいますね。ありがとうございます。
(会場のジャージ姿の方に向かって)また、凄い緑のジャージをお召しになって。
(笑)
僕、衣装合わせで初めてエンジのジャージを着たんですけど。チラシをご覧になっていただければ分かるんですが、サイズが殺人的な
(笑)
丈の短さで、後ろを見るとお尻の形がプックリ出るくらいの丈だったので、ある種の諦めというか。
(爆笑)
この映画でカッコつけるのはもう止めようって。
(笑)
そういう意味では、思い切り良く作品に飛び込んでいけるコスチュームでした! あと、鮎川さんのジャージが思いの他似合ってたので
(笑)
、それにもビックリしました。
司会-----
堺さんに言わせると、自分よりも鮎川さんのほうがジャージが似合っていたと。
堺-----
似合ってましたね。 (鮎川の持っているジャージを指して)このジャージです。
鮎川-----
これがね、映画で着たジャージなんですけど。じつは、おとついシーナ&ザ・ロケッツはコンサートをやりまして。
(拍手)
ロゴスでやってね。そんときに来てくれた人に寄せ書きしてもらったんです。
(へぇ〜)
ちょっと、今から着ます。
(笑&拍手)
これがね、また、着心地が良くてね。
(爆笑)
みなさん若いから「学校で着た」とか、「遠足に行くときに着た」とかあると思うけど、僕は今年60になるOLDジェネレーション、Rock'n'Roll ジェネレーションだから着よらんかったんよね。僕達はトレパンやった。
女の子は「ブルマ」っ!
(爆笑)
大学までそれやったから、ジャージを着るのは初めてやったので、「やった!」ってなって。
(笑)
で、夏の撮影の間、ずっと着てたんだけれども。撮影中は、撮影チームもみんなジャージを着ていて、へんな集団が北軽井沢で3週間ほどウロウロしていたんですけれども。
(笑)
僕は・・・・、また買いましたもんね。
(笑)
インターネットで探して。
(爆笑&拍手)
司会-----
ご家族でみんなジャージを着ていると聞いたんですが。
鮎川-----
あのね。子供はシラーっとしていたんですけれども、
(笑)
シーナ&ザ・ロケッツのメンバーが「カッコイイね」ち言うてくれたけん「いいやろ。いる?」っちなって、
(笑)
それで撮影終わってもシーナ&ザ・ロケッツでジャージでキメテました。
(笑)
司会-----
本当に撮影で着たジャージなんですけれども、いっぱい寄せ書きが書かれてますね。実は堺さんのメッセージも入ってるんですよね。
堺-----
これ、ショッキング・グリーンって言えばいいんでしょうか。もの凄い色じゃないですか。
(笑)
これをイキイキと着てらっしゃる鮎川さんを見て、本当に凄い人だなぁと思って。
(笑)
あとね、映画をご覧になっていただければ分かるんですけれども、この「ショッキング」なグリーンが森の中で非常に溶け込んでいるんですよ。
(爆笑)
それだけでも見ごたえがある楽しいジャージでしたね。
(笑)
司会-----
撮影中の雰囲気が伝わってきますね。みなさんは映画を見ていただけたら、現場がどれだけ楽しかったのかというのがお分かりいただけるかと思います。
さて、実はロケ現場には鮎川さんの奥様のシーナさんがずっといらしていたそうです。そのシーナさんが堺さんに、「若いころのマコっちゃんに似てる」と仰られて、それを堺さんが凄く喜ばれたというエピソードを伺ったんですけれども。
堺-----
ずっと、シーナさんは撮影現場にいらしてくださってて。 今回、「家族」を描いた作品だったんですけれども。鮎川さんとシーナさんの信頼しあっている素敵な関係をずっと見ながら撮影ができたというのも、作品の中に形にならないけれど大事な要素としてあると思います。
なにしろお二人ともカッコよくて。
鮎川さんはちょっと寒いときは、このジャージの上に皮ジャンを着てらして、ジャージに皮ジャン!
(笑)
シーナさんは網タイツにジャージ!
(爆笑&拍手)
お二人が、もの凄くカッコ良くて! その鮎川さんに近い方(シーナ)に「似てるね」って言われたとき、息子役を演じた俳優としても嬉しかったです。
一緒にいればいるほど、引き込まれていく大先輩だし。 ちょうど息子が父を見るような思いで(鮎川さんを)ずっと見ていたので、母親に「似てるね」って言われたような感じがして本当に嬉しかったですね。
シーナ-----
ありがとう。
(笑&拍手)
司会-----
みなさまの左手にシーナさんがいらっしゃってます。
(拍手)
シーナさん、ありがとうございます。
(拍手)
鮎川さんはジャージの上に皮ジャンを着られていたということなんですけれども、堺さんはジャージの上に?
堺-----
僕はジャージの上に、ジャージを着ていましたね。
(爆笑)
同じエンジで色を合わせて。 (笑)
司会-----
涼しい撮影現場だったということですか。
堺-----
途中、台風が直撃して。
鮎川-----
来たね。真上に。
堺-----
晴れた日が2日しかなくて。でもちょうど晴れのシーンの撮影日に晴れてくれて、奇跡的に予定された日程で撮れたし。ファミリーみたいな撮影チームだったので、スケジュールが少しだけ混乱したけれど、逆にそれで一致団結したようなところもありました。
司会-----
鮎川さんは、こんなに長い時間演じられるというのは初めてだったということなんですけれども、演じてみていかがでしたか?
鮎川-----
俺は、あのぉー、わりと黙っとる役でね。
(笑)
ときどき「なんか、こう....」とか言う役でね。
(笑)
ただね、、堺雅人さんとは本番のときだけとかじゃなくてね、弁当食べよるときも、雨が強くなったので雨音がしなくなるまで待っとるときでも、ずーーっと一緒で。ふっと振り向くと横にいてくれたり。台詞をちょっとくらい上手に言わないかんねと思って読みよったら、ヒュっと次の台詞をさりげなく返してくれる! ほんとにあったかくて! もぉー、やっぱ九州もんは良いね!
(笑)
ずっと一緒にいられて、スタッフもみんな仲間みたいで。 その後、シーナ&ザ・ロケッツがレコーディングしたんだけれど、おかげでエネルギーをたくさんもらいました。
僕達はバンドでも今年30周年を迎えたんですけれども。
(拍手!)
ありがとう! それと、俺、60になったから還暦なんだけど。
(笑&大拍手!)
・・・・・(ジャージを脱ぎながら)・・・・・。暑いけん、脱ぎます。
(爆笑)
いや、本当に楽しい撮影で、僕は嬉しかった。・・・・・・・はい。
(爆笑)
司会-----
ありがとうございました。今回ダブルのお祝い事と、映画にも出演された鮎川さんを、もっともっと応援していただければと思います。 お話をもっと伺いたいのですがお時間となってきましたので、残念ですが最後に一言ずつ九州のみなさんにメッセージをいただいて終わりにしたいと思います。みなさん、良く!聞いてください!
(笑)
堺-----
もの凄いプレッシャーの中でのメッセージですね。
(爆笑)
今回の作品は、言葉にならない想いというか、あえて言葉にしなかった、台本でいったら「・・・・」みたいなところが凄く大事だし。
台詞で説明されていないところにお互いの気持ちの触れ合いがあって。
なかなか良さを言葉で説明できないところがあるんです。今回、観ていただくんですけれども、気に入ってくれたら是非お友達や近しい方に勧めていただきたいんですけれども。本当に言葉ではなかなか説明できないけれど、同じ九州人のよしみということで
(笑)
、僕らの言葉にならない想いを分かってくださるような気がします
(笑)
。
ただ、伝える言葉として「凄く良い映画ですよ」としか持っていないんですけど。「良い映画ですよ」のその言葉の後ろにある、ちょっとしたニュアンスであったりとか、表情だったりっていうのが伝わって、次の方に、次の方にという感じで、この映画がゆっくり広がっていってくれればいいなと思っています。ぜひ近しい方に進めていただければと思っています。宜しくお願いします。ごゆっくり映画を楽しんでいってください。
(大拍手)
司会-----
ありがとうございました。(会場に向かって)みなさん、堺さんから言われましたから大丈夫ですよね。たくさんの人に宣伝してくださいますよね!
(笑)
では、鮎川さん、お願いします。
鮎川-----
今日は、こんなにたくさんの、・・・特に (巻き舌気味に)ギャル! ギャル! ギャル!
(爆笑)
男の人は、ちょっと少ないけれど。
(笑)
あの・・、ドキドキしよるったい。今から(上映会が)あるんよね。
(笑)
いろいろ言いましたけれど、堺君が言うように、行間を観る! やさしい心と心のさし合いで、親と子がつながったり、恋人、妻とかね。犬も出てきますけれども。あったかいポワーンとしたもんがあって。でも涼し〜い北軽井沢の夏で、涼しい気持ちもみなさんのところに映画からクーラーみたいな風がいくと思うし、エンジョイしてもらえると思います。何よりも、今日はこんなに盛り上がってくれて本当にありがたいことです。夏に上映になりますけれども、末永くご支援を宜しくお願いします。今日はありがとうございます。どうもありがと!
(大拍手)
司会-----
ありがとうございます。以上をもちまして舞台挨拶を終わらせていただきます。堺雅人さんと父親役の鮎川誠さんでした!
(大拍手!)
《
藤原BERO :berock@live.jp
》
鮎川誠の本格映画デビュー作「ジャージの二人」の舞台挨拶&先行上映会が7月14日に都久志会館で催された!
ここは、25年程前まではコンサートホールとしても使用されており、シーナ&ザ・ロケッツもデビュー当時に出演したことがある懐かしい場所だ。多分、鮎川は30年ぶりにこのステージに立ったに違いない。新たなチャレンジとも言うべき映画本格デビュー作の上映会場として都久志会館が選ばれるとは。ROCKの神様が仕組んだのかもしれない。
この日の鮎川はレスポールではなく、緑色のジャージを手にして登場した。
人気俳優 堺雅人氏と肩を並べて映画について語る鮎川は、いつもの鮎川誠!だった。
撮影現場でも自然体で真正面から演技に取り組んだに違いない。私達が尊敬する大好きなRock'n'Rollスターは、ここでも圧倒的な存在感をしめしていた。
息子役の堺氏が何かのインタビューで「ロケ中に鮎川さんが語った『吐いた息は戻らない』は、演劇に通じる名フレーズだと感銘を受けた」みたいなことを言っていた。そういえば昔、ウィルコ・ジョンソンの一発録りのレコーディングスタイルを語るとき、鮎川がこの言葉を使っていた。一発録りだからこそ、その腕前がなければできないし、それなりに練っておく必要があるんだと。
鮎川は演劇の世界でも、そのRock'n'RollスタイルというかRock'n'Roll魂で挑む気持ちを伝えたのだろう。その本意はみんなに考えていただくとして、鮎川のRock'n'Roll人生を通じて吐き出された言葉は、第一線で活躍される演劇人にも影響を与えたわけだ。もともと、音楽だ、演技だ、とボーダーラインがいちいちあるわけでもなく。ジャンルを超えてお互いが尊敬しあって撮影が進行したということが容易に想像できる。それこそ、鮎川が言っていたように「心と心のさし合い」なのだろう。
新人俳優・鮎川誠とのあったかいエピソードを語る堺氏。そして、その横でイキイキと映画について語る鮎川の様子を観ているだけで、この映画の素晴らしさがジワジワと伝わってくる。
素晴らしい共演者、素晴らしいスタッフ、素晴らしい作品、それを見守るシーナ・・・。
鮎川の本格デビュー作が「ジャージの二人」で本当に良かったと思うのは、私だけではあるまい。これも、ROCKの神様が仕組んだことだろうか。
さぁ! 福岡は8月9日からKBCシネマにて上映だ!
「銀幕のRock'n'Rollスター 鮎川誠」が 劇場で待ってる!! 見逃すな!!
(レポート・photo------
藤原BERO :berock@live.jp
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