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27年目の覚悟と決意〜THE MODS Live at Drum Logos 2007/06/30

27年目の覚悟と決意〜THE MODS Live at Drum Logos 2007/06/30 Love FM 元永 直人


元永 直人(Love FM )

メンバー・チェンジや活動休止、解散といった事態には全く無縁で、めでたく活動25周年を盛大に祝ったモッズの2006年。市民会館も野音もカウントダウンもとても印象深く、ベスト・ライブの連続でしたね。
ところが今年の2月に突然、ドラマーの梶浦さんが脱退するという知らせが飛び込んで来た。新メンバーは入れず、残ったメンバー3人でサポートを立てた形でモッズを続けるらしい。さらに東京・名古屋・福岡・大阪での4カ所ツアーの発表。さらにさらに新曲を用意し、4曲入りのマキシ・シングルを会場で発売するという。止まるどころか、前へ、前へ進むモッズ。よし、それなら、真っ新な気持ちで2007年のリセットされたモッズに向き合おう!僕は事前情報を一切シャット・アウトして(福岡の時点では既に東京・名古屋でライブが終わっていた)会場に向かった。

突然暗転となりシルエットに浮かび上がる3人の影(ウォーッ!)。そしてドラマーの影が(さらに大きくウォーッ!!)。ロッカホリックを立ち上げ独立した時に出来たナンバー「Fight Or Flight」でスタート。今の自分達の心境にフィットした選曲が多い。僕は、モッズの「覚悟」なのだな、と思った。「ここで止まる訳にはいかないぜ」と。1979年のブルー・ジャグの発刊時にもモッズは「止まったら負けだ」というようなコメントを寄せていたと思う。メンバー・チェンジが続いた博多時代。交渉先のレコード会社と揉めた時期。レーベルの移籍や独立。その他数々の苦難にも、決してモッズは後ろ向きな結論は出さなかった。記録的な集中豪雨の中でさえライブを止める事はしなかった。メンバーは変わったけれど、25年の間に産み落とされた曲達とファンの応援が大きな財産になっている。ここ最近ライブで聞いて来た曲でさえ新鮮に聞こえた。

何より今回サポートドラマーを務めた佐々木周君(若干23歳!)は、考えてみれば凄い度胸だ。ひたむきなビートも良かったし、このモッズに降りかかった状況とライブに於ける聴衆の熱気の中、彼は立派にツアーをやってのけたのだから。想像を絶するプレッシャーだっただろう。でも名のあるプレイヤーでこの事態を乗り切るより、まるでデビューの時のような気持ちでリセットがかけられて良かったかもしれない。モッズらしい選択と思う。

この夜「ボロボロになるまでモッズを続けていきます」という内容のMCがあった。キースだって「車椅子に乗ってもロックし続けるぜ」と最近言い放った。そんなキースのロック魂に拮抗しうるロック・バンドはTHE MODSだけ!






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