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> 地獄からの招待状 善悪の彼岸フラワー(寺本祐司)
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"2000年代"リスト
2008.06.09
地獄からの招待状 善悪の彼岸フラワー
はじめに
ヒートウェイヴのファンの間では鉄板となりつつある下記のネタがあります。
◇コント地獄商事
博多の母親「あんた、最近なんか悪かこつばしよろ?」
博多の息子「なんもしよらんて。なんでね?」
博多の母親「なら、これはなんね?」
と、母親は息子に郵便物を見せる。
その郵便物の差出人は
「東京地獄商事」
これは、ヒートウェイヴの事務所だが、フツーの商売ではない特殊な商売をしている。と誤解をまねきかねない。リチャード・ヘルから、Hell=地獄で、渡辺地獄、地獄商事になったのでは、と想像している。
ヒートウェイヴ事務所から届いた郵便物を整理してみました。
ヒートウェイヴ ツアー ’90 柱
1990年に住んでいた福岡市南区大橋に届いたハガキ。アルバム「柱」ジャケ写真をデザインしたハガキ(←)。レーベルは堂々EPIC/SONY
このハガキ、通し番号は815。ということは1000通ほど投函したとうかがえる。
なんと几帳面なプロモーション。
でね、ハガキの値段41円というのもスゴイ。マ、かるく20年ほど前の話です。
福岡都久志会館、広島ウッディストリート、日清パワーステーション、京都磔磔、神戸チキンジョージ、札幌ペニーレイン24などロックの聖地をめぐる巡礼ツアー。そこで集客できれば大したもの、そういう会場ばかり。
シングル「僕は僕のうたを歌おう」。FMでよく流れてた。
「オイラ」でも「俺」でも「俺様」でもない「僕」が主語。
1990山口洋ソロライブ
1990年に福岡南区大橋から引っ越した。山口洋ソロライブのハガキ(←)は大橋の旧住所から転送されたのが1通、新住所宛のが1通、合計2通届いた。
ヒートウェイヴ、なんと行き届いたプロモーションをするのだろう。
会場:福岡ドラムBe-1
日時:1990年12月15日(土)、開場18:00、開演17:00
前売\2000、当日\2300。
ハガキの通し番号は968と1116。
投函枚数は1000通をこえると見た。
となるとハガキ代だけでも4万円オーバー。
ラーメン1杯400円とすると…いやそれは語るまい。
プロモーション強力です。
1990 地獄アワーの宣伝
FM福岡の番組「地獄アワー」の宣伝のハガキ(←)。ハガキの通し番号はなし。東京の赤坂で投函されている。
ヒートウェイヴ ツアー’91 “秋”
ツアー’91とライブビデオ「凡骨の夏」のプロモーションのハガキ(←)。
全国のライブハウスにくわえ、熊本大学黒髪祭、山口芸術短期大学学園祭などに出演している。
熊本大学黒髪祭はかなりのビッグイベント。モッズやモダンドールズも出たことがある。ヒートウェイヴはかなり遅い時間に登場した。
ステージのど真ん中、山口や渡辺の足元で、大学生の波にのまれながら聞いた。
ヒートウェイヴも本格的に東京へ行くんだなと感じた。
このハガキ、宛名サイドにライブビデオ「凡骨の歌」の宣伝あり(←)。ビデオはEPIC/SONYよりリリース。約40分の内容でVHS版とBeta版がある。いずれも\4300。
Beta版って分かりますか?
このハガキ、切手は貼ってない。そのかわり「渋谷局料金別納郵便」の印刷。なんかメジャーのオーラを感じる。
新サポートドラマー決定のハガキ 1991
パワフルな大島・噴火・正嗣、イケメンの藤原慶彦などヒートウェイヴのドラマーは個性的だ。新ドラマ―友田真吾を紹介するハガキだが、彼の画像はなし(←)。
>宛名サイドには上記ツアー’91のスケジュール表あり(↓)。
1993 Final live グレイト・ロックンロール・ショウの案内
渋谷EGG MANでのライブ(←)。
会場:渋谷EGG MAN
日時:1993年12月18日(土)、開場24:30、開演25:00
前売\2800、当日\3000(1ドリンク付き)
差出人は、恐怖の「東京地獄商事」(→)。
山口洋(HEAT WAVE)ライブ
歌の宅配便 in 熊本
―僕は僕のうたを歌おう―
会場:熊本市総合女性センター・多目的ホール
日時:1995年4月22日(土)、開場18:00、開演18:30
前売\1800、当日\2000
熊本大学に近い、総合文化センター。立派な施設です。熊本大学黒髪祭参加で熊本にもヒートウェイヴ人気がねづいた(←)。
「歌の宅配便」とは山口洋がやっている企画。コンサートのように身構えず、気軽にライブを申し込んでくれたら、飛んで行ってライブしまっせ。というポリシーと理解している。
矢野顕子も同じようなことをやっていた。
このハガキに貼ってあるのは50円切手。料金は2008年と同じです。
1995 HEAT WAVE
大阪、名古屋、東京ライブのプロモーション(←)。メンバー細海魚のアルバム”SARO”の通販案内もあり。アルバム”1995 HEAT WAVE”の宣伝が宛名サイドにあり(↓)。
LIVE 1995 HEAT WAVE part 2 山口洋ソロ
九州をまわるツアー(←)のプロモーション。熊本の老舗Django(ジャンゴ)でもライブを行った。
熊本のマツレコ(マツモトレコード)やタワレコにもヒートウェイヴのコーナーというかスロットがあって、彼らの人気は熊本にも深く浸透している。
マツレコのスタジオではマルコシアス・バンプのライブも開催された。それが民放で放送されたりした。
マツレコのスタジオでライブやったメジャー組も多い。
HEAT WAVE ―Weekly live―
差出人がポリドール株式会社だから、多分1997年頃のハガキ。はじめてもらったハガキの宛先が福岡市南区大橋で、このハガキは差出人が東京都目黒区大橋のポリドール(写真14.)。
大橋つながりですな。
“Tokyo city man”や”Tokyo city hierarchy”の時代。
8月6日(水)は福岡にも来たThe Grooversとのライブ。
27日は、ドーナル・ラニーがゲスト。
山口洋からもらった1997年消印の手紙
以下のようなことばが記されていた。
僕のヒーロー、ドーナル・ラニーと共演します。
こうやって世界がひとつひとつ拡がって行くこと。
大変ですけど、喜びに満ちた日々です。
山口洋。詩人です。
おわりに
プチ引っ越しをしました。机や本棚を整理していたら思わぬ宝物が出てきました。引っ越しや掃除そっちのけでヒートウェイヴからの郵便物を整理してしまいました。
◇コント地獄商事・不倫編
妻「あなた、最近帰りが遅いわね」
夫「うん、仕事、仕事だ」
妻「じゃ、これは何?」
妻が差し出した小さなマッチ箱にはくっきりと「地獄商事」の文字が…
(了)
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