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  福岡音楽情報サイト「Blue Jug」TOP > 福岡ROCK百科 > コラム > 手術台の上のクラッシックとロックの出会い クラシコ、ファンタスティコ それは、それはスリリング(寺本祐司)
コラム


"2000年代"リスト


2008.02
手術台の上のクラッシックとロックの出会い クラシコ、ファンタスティコ それは、それはスリリング

ロケンロウmusicologia
手術台の上のクラッシックとロックの出会い クラシコ、ファンタスティコ それは、それはスリリング


 磯野カツオとムソルグスキー
    日曜夕方、人気のテレビ番組「サザエさん」を見ていた。

    カツオがクラッシックレコードを聴いている。
    波平「おや、カツオ。クラッシックを聴くとは、なかなか感心じゃ」
    カツオ「いい曲でしょう。父さん」
    波平「ところで何と言う曲じゃ?」
    カツオ「ムソルグスキーの『はげ山の一夜』だよ」
    波平「バカモーン!」
    波平怒って部屋を出てゆく。




 ワーグナーとムソルグスキー
    大聖堂に行った。モダンな大聖堂内には巨大なパイプオルガン。荘厳な演奏が響きわたっていた。

    ワーグナーの「ローエングリン」。
    なぜ、大聖堂でワーグナー。
    颯爽としたメロディが重厚に響きわたる。
    なぜに大聖堂でワーグナーとしばし思い悩む。
    間もなく、曲は「結婚行進曲」へとなめらかに移行。
    あっ、そうだこのパンパカパ〜ンの「結婚行進曲」は「ローエングリン」の曲だった。
    大聖堂なのにワーグナーの「ローエングリン」、でも「結婚行進曲」、だから大聖堂でもOK。
    「結婚行進曲」のつぎは、堂々ムソルグスキー「展覧会の絵」から「キエフの大門」
    なぜ、大聖堂でムソルグスキー。
    しばし思い悩む。
    なぜ、大聖堂でアルコール中毒のムソルグスキー。
    ナゾは解けていない。




 ELPとクラッシック
    NHK BSでELP(エマーソン、レイク&パーマー)の古のライブ映像が放送された。70年代に見たことある。
    ムソルグスキーの「展覧会の絵」、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」をバリバリのロックアレンジで演奏。メインはギターではなくオルガン。もちろん「キエフの大門」も演奏。
    キース・エマーソンは、大きなオルガンに足をかけたり、オルガンに乗ったりして演奏する。暴力的。
    キース・エマーソンは、重いオルガンの下敷きになったまま演奏する。暴力的だがプチMかも。
    キース・エマーソンは、オルガンを複数のナイフで刺しまくる。ピーピー、ガーガーと音が鳴りやまない。これはサディスティック。

    キース・エマーソンは、棒のような電子楽器をもっていた。
    それを擦ると音が出る。こすり方で音色が変わり。手や腿で棒を擦って複雑な音を出す。ちょっとHな楽器だった。
    当時、シンセはレアな最新の楽器。ムーグじゃ、ミニムーグじゃ、とキース・エマーソンはいち早く取り入れていった。

    その後の時代だが、ELPはコープランドの「ファンファーレ・フォー・ザ・コモン・マン」なども演奏。クラッシック大好きなのか。
    ELPのおかげでクラッシックもちょっとだけ勉強できた。
    でも主軸はバイトかな。




 バンドでキーボードが大きな顔をしている
    ELPはキ―ス・エマーソンの存在が大。一般にバンドではボーカルやギターの人が偉そうな場合が多いが、ELPはキーボード主体。
    キース・エマーソンは、ストイックでクラッシックな旋律を暴走して弾きまくる。それでいてカッコイイ。でもそれは緻密な計算のもとに行われる暴走。

    ジョン・ロードも結構偉そうだった。こちらもクラシカルな旋律を勝手に弾きまくっていた観があった。

    ギタリスト成毛滋は、キーボーディストでもある。
    ワーグナーの「タンホイザー」を一人で演奏していた。
    「下手なギターソロより、キース・エマーソンのソロの方がよっぽどカッコイイ」
    といった発言もした。
    成毛滋は、エレキギター漫談のようなこともやっている。

    アマチュアバンドではキーボード担当はあまり威張る感じはない。しかし、一番楽譜が読めて、チューニングも当然あっているのがキーボードだったりする。




 YES、クラッシック
    70年代のプログレだが、結構クラッシック好きな人多くて、YESはアルバムにストラビンスキーの「火の鳥」を取り入れている。
    ストラビンスキー?なんじゃ?
    という感じで、「プログレ=インテリ」で賢そうな音楽だな。と思っていた。いつまでもT.REXばっかり聞いていたら大人になれないと思った。




 ジム・モリソンとクラッシック
    直接は関係ないけど、映画「ドアーズ」にオルフの「カルミナ・ブラーナ」が使われている。
    この曲、ずっと気になっていた。たとえば料理人対決の番組やK1の番組中などでよく使われていた。でも曲名が分からない。
    ミサのような、ちょっとオカルトのような、ちょっとオペラのような、呪文のような重々しいコーラス。
    曲目を知るすべもなく10年ほど暮らしていた。

    あるとき女子フィギュアの大会を見ているとこの曲が流れ、字幕と実況で「カルミナ・ブラーナ」と紹介してくれた。
    いそいでCDショップで購入。これこれ、と言いながら聞き返した。

    フィギュアの曲にもストラビンスキーが使われていて、「火の鳥」とか「春の祭典」でトリプル・ルッツを見せてくれる。
    ふふふふ、ストラビンスキーか、といいながらフィギュアが見れるのも、YESとロックのおかげです。

    ストラビンスキーはバレー音楽のセックス・ピストルズ。
    デストロ〜イ。破壊です。

    ドアーズの楽曲も結構キーボードが目立っている。 ジム・モリソンといえば“Break on through”でアクシのスマイリー原島を思い出す。




 クラッシックとロック
    実はあの曲、ベートーベンの「エリーゼのために」を早く演奏した曲。そんな日本のロックンロールもあった。ビリー・ジョエルは、ラフマニノフが大好きとか、そんな話もあった。
    クラッシックとはいえないかもしれないが、ビートルズの「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」の冒頭の「フランス国歌」、クイーンの「英国国歌」、ジミヘンの「アメリカ国歌」なんかもある。
    ロックのおかげで国歌もいくつかおぼえることができた。




 mihimaru GT とクラッシック
    mihimaru GTは結構クラッシックを使っている。ラベルの「ボレロ」、ワーグナーの「結婚行進曲」など。




 音楽の生活
    演歌の流れるラーメン店は多い。
    ボサノバの流れる歯科医院は気持ちいい。
    「カルミナ・ブラーナ」の流れる歯科医院があったら怖いと思う。
    近くのショッピングセンターはいつもジェフ・ベックのアルバム“Blow by blow”をエンドレスで流し続けている。
    モダンドールズの“Do imagination”をかけながら、庭掃除をすることがある。

    (了)


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